ピアノで育つ自己肯定感とは

こんにちは。相模原市南区の南台ピアノ教室です。

ピアノを習うメリットによく「自己肯定感が育つ」とありますが、実際のレッスンではどういった時に表れるのか、ちょっと考えてみました。

今の演奏どうだった？と聞くと

「ここが上手くいかなかった」と必ず生徒さんは答えます。

上手くいかなかった所は何箇所も出てくるのです。

「じゃあ、上手くいった所は？　今日は、ここが思ったより上手くいったな、とか、ここの表現は良い感じだったとかあるでしょう？」

と聞くと、考えに考えてやっと一つくらい答えてくれる感じです。

なんと真面目なことか！！

もちろん、課題を見つけて取り組む事は大切です。

ですが、人前で弾く曲であればこそ、

「ここも失敗。あ、ここも。次は上手くいくかな…」

では、減点方式すぎて、弾き終わる頃には何点になっているのか…と思ってしまいます。

加点方式で取り組んでほしい

どの生徒さんにも、その人ならではの良さが必ずあります。

そこには絶対的な自信を持って取り組んでほしいのです。

歌わせ方が上手い、大きな音が豊かに出せる、雰囲気の切り替えのメリハリが上手、

最後まで弾き切れるスタミナがある、

私から見ると、良かった所はいっぱいあります。

そこを伝えてあげると、生徒さんの演奏もガラッと変わるんですよね。

発表会で長く取り組む曲なんかは、より個性が見えてきます。

レッスンに同席したお母様が「レッスンしてもらうと、こんなに演奏が変わるのに…」と仰るくらい、堂々とした演奏になります。

失敗した所は生徒さんも十分に分かってるんです。

そこはレッスンで一緒に解決して、

演奏する時は、それ以上に自分の良さが活きた演奏を、自信を持ってして欲しいと思っています。

 

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