ピアノで育つ「集中力」と「本番に強くなる力」
こんにちは。相模原市南区の南台ピアノ教室講師、長谷川香織です。
「ピアノを習うと集中力がつく」
「本番に強くなる」
こんなふうに言われること、よくありますよね。
でも――
集中力がつくって、実際はどんな場面で?
本番に強くなるって、何ができるようになるということなのでしょうか?
ピアノで育つ“集中力”と“本番に強くなる力”
ピアノを弾くには、正確に、そして丁寧に音をつなげていく集中力が求められます。
ほんの数秒、気が散っただけで曲が止まってしまうことも。
発表会の舞台では、ミスが起きても冷静に立て直す力や、緊張の中でも自分を信じて弾き切る力が必要になります。
私はそれを、“本番に強くなる力”と捉えています。
本番1回から学べることの大切さ
ピアノの本番はたった1回きり。
その1回の経験が、子どもを大きく成長させてくれるます。
先日、中学生の生徒さんが一曲を仕上げたタイミングで、お母様にレッスン参観をしていただきました。
動画を回しての“本番さながら”の演奏。
しっかり集中して弾き始めたものの、ラスト2ページで思わぬミス。
「ここで?」というような場所でつまずき、悔しさの残る結果に。
普段はミスしないところで崩れてしまう――
それが本番の怖さであり、集中力を保ち続ける難しさでもあります。
子どもにとって、“失敗”こそが貴重な経験になる理由
生徒さん本人も「最後まで弾けなかった…」と落ち込んでいましたが、
それだけ本気で取り組んできた証拠でもあります。
私自身も、かつてたくさんの「本番の失敗」を経験してきました。
・最初の音が不安で、弾き出せずに時間ばかりが経ってしまった
・1オクターブ違う場所から弾き始めてしまった
・ハーモニーが微妙なまま終わってしまった…
どれも「家ではそんなことなかったのに!」と思うようなものばかり。
でも、だからこそ、生徒さんたちにはその経験を少しでも次に活かせるように、日々のレッスンでできることを考えています。
小さな舞台でも、本番体験は“自信の種”になる
発表会のような大きな舞台はもちろんのこと、南台ピアノ教室では教本修了時に「レッスン参観」の機会を設けています。
これは、日々のレッスンの中で積み重ねてきたものを、“人前で演奏する”という本番に強くなる力につなげるためのものです。
ご家庭で見ている姿とはまた違う、ちょっぴり緊張しながら頑張るお子さまの姿を、ぜひ見守っていただけたら嬉しいです。
成功体験は、コツコツの先にやってくる
冒頭の中学生の生徒さんも、今回の悔しさを乗り越えて、
きっとまた次の本番では、自信を持って弾ききってくれるはずです。
1回で完璧にいくことばかりではありません。
でも、その1回を経験したからこそ、次の1回が生まれる。
ピアノは、音楽だけでなく“集中力”“挑戦する姿勢”“乗り越える力”も育ててくれる習い事です。
それは、学校生活や社会に出てからも、きっと子どもたちの力になるはずです。
日々のレッスンと、小さな本番の積み重ねが、子どもたちの“できた!”を支えてくれています。
教本が終わるタイミングでは、ぜひレッスン参観にお越しください。
生徒さん一人ひとりの新しい一面に気づける、かけがえのない時間になります。
小さな一歩を踏み出す姿を、ぜひ見守り、応援してくださいね。
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